子宮内膜症(子宮腺筋症)について
子宮腺筋症とは・・・
子宮筋層に内膜症細胞が増殖し、
子宮の壁の一部が硬くなったり子宮が腫れて肥大する病気。
30代後半の女性に多くみられますが、最近は20代の女性にも増えている。
閉経すると月経がなくなるから子宮は小さくなり、子宮腺筋症はやがて治癒する。
原因・・・
正常の子宮内膜が何らかの原因で子宮の筋肉のなかに深く潜り込んで行く為とされている。
この深さが子宮筋の厚みの80%を越えると強い月経痛を起こすことになる。
症状・・・
無症状の場合もあるが、
多くの場合は日常生活に支障をきたすほどの激しい月経痛や過多月経を伴う。
次第に症状が強くなるのも特徴。(貧血や日常生活への影響)
不妊の原因。
治療方法・・・
子宮腺筋症の進行を抑える方法はない。
症状がない場合や軽度の場合は治療の必要はない。
部分的に盛り上がっている病変だとその部分だけを取り除けるが、多少病変が残ってしまう。
子宮全体の大きさが変ってしまっているものは、子宮を摘出するしか方法はない。
これまで子宮全摘出手術が最も多く行われてたが、
最近は子宮筋腫のように核手術を行う事も増えている。
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