子宮内膜症(卵巣チョコレート嚢胞)ついて
子宮内膜症は一つの病気ではない。
現段階で5つの子宮内膜症群があり、それらを含めて子宮内膜症と呼ぶ。
1.腹膜子宮内膜症(腹膜病変)
2.卵巣チョコレート嚢胞
3.深部子宮内膜症(深在性病変)
4.子宮腺筋症
5.他臓器子宮内膜症
私の病気は「卵巣チョコレート嚢胞」と「子宮腺筋症」の2つ。
ここでは「卵巣チョコレート嚢胞」のみ記載。
卵巣チョコレート嚢胞とは・・・
卵巣の中にできる子宮内膜症。
嚢胞内に主として月経の時に出血を繰り返すことにより、
内腔に古い血液がたまったものが子宮内膜症性卵巣嚢胞。
原因(確定ではない)・・・
卵管を通って腹腔内に逆流した月経血のなかの子宮内膜が腹膜に生着する。
もしくは、腹膜が何らかの原因により子宮内膜に似た組織に変化する。
症状・・・
月経痛、慢性骨盤痛、性交痛などの疼痛があるほか、不妊症の原因。
破裂した場合は激痛を伴う。
治療方法・・・
薬物療法 → 低用量ピルなどのホルモン療法が有効。(副作用あり)
手術療法 → 一定の大きさ(直径5cm程度)以上だと手術療法が必要となる。
手術には、開腹手術とお腹に小さな孔をあけて内視鏡を使って行う腹腔鏡手術がある。
卵巣ごと摘出する全摘術と、嚢胞だけを摘出して卵巣実質を残す核出術という2つの方法。
核出術の場合は、一般に2~3割の再発の可能性がある。
なるほど。
私の場合は(9年前)、開腹手術で嚢胞だけを摘出して卵巣実質を残す核出術の手術を行った。
そして今現在、再発という最悪な状況という訳です・・・
2つ目の「子宮腺筋症」についは、次回のブログにて投稿します。
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