不妊治療タイミング療法の成功率
まずタイミング療法の成功率の話をする前にタイミング療法とは何かを念のため書いておきます。
不妊治療のタイミング療法とは
タイミング療法と言っても色んな種類があります。
- 病院に通わず自分たちの力で行なうタイミング法(自然妊娠)
毎朝、
基礎体温を測って市販の排卵検査薬を購入して自分で排卵日を調べてタイミングをとる方法です。
排卵検査薬などを使用するかしないだけでもだいぶ妊娠する確率に大きく差が出てくると思います。
ここで重要なのが基礎体温を正確に測ることだと思います。
- 不妊治療に通って行なうタイミング療法
自然周期にそってタイミングを計る治療法です。
タイミング療法は不妊治療の中で最も費用がかからず身体への負担も少ないので、
年齢が若い方で自然妊娠を望む夫婦が行なう場合が多いです。
排卵日に近づいたら週に1~2回病院へ行き、
医師に超音波検査で卵胞の大きさを観察してもらい排卵日を予測します。
それと同時に血中や尿中のLHホルモンの数値を調べて超音波検査で子宮内膜の厚さなども調べます。
そして、予測した排卵日直後に確実に排卵があったかを調べます。
排卵日が確定したらタイミングを合わせます。
私が通っていた病院では1日おきに3回タイミングを合わせると指示がありました。
※ 病院によって指示が違う
このような流れがタイミング療法です。
費用などタイミング療法について詳しく書いたブログがあるので参考にしてみて下さい。
では、さっそく本題に入っていきます。
タイミング療法の成功率
タイミング療法の妊娠成功率は5周期で90%と言われているそうです。
通常の自然妊娠が1周期当たり約20%なので、ほぼ同じぐらいの妊娠成功確率と言えます。
5周期で90%ということは、ある程度回数を重ねないことには結果が出ないという訳ですね。
でも、6周期・7周期とどんどん回数を重ねるのは良くないみたい・・・
5周期以降行なっても妊娠しない場合は見切りをつけて別の方法を考えた方がいいそうです。
不妊治療の次のステップアップとしては人工授精・・・更に体外受精となります。
それか何らかの原因があると考えていいのかもしれません。
検査などをして妊娠を邪魔するような要素を取り除くというのも一つの手段です。
原因がみつかれば治療を行い、完治した段階で改めてタイミング療法を開始してみてはどうでしょう。
妊娠まで近道したくなる気持ちは分かりますが、
時と場合によっては遠回りしなければいけない時もあります。
でも、それが逆に近道へと繋がる時だってあるんです。

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