タイミング療法は費用も安く、体への負担も少ない不妊治療
タイミング療法とは・・・
タイミング療法は、排卵日の時期を予測して医師から指示された日に性行を行うこと。
クリニックによっては「性交」のことを「タイミング」と言い、
「ご主人とタイミングをとって下さい」などと言ったりもします。
一般的には自分で基礎体温をつけて体温や生理周期から排卵日を予測。
けど、タイミング療法の場合は医師が超音波で卵胞のチェックをして排卵日を予測するので、
確実に排卵日を特定することが可能になります。
排卵日を予測後、医師から性交のタイミングを指示されます。
クリニックによって性交をするタイミングの指示がバラバラみたいですが、
私の通っている桂川レディースクリニックでは1日おきに3回と指示されていました。
医師から指示された通りに性交を行い、
後日、超音波にて排卵したかどうかのチェックをします。
タイミング療法の妊娠率は5~6%と自然妊娠とほぼ変わりません。
タイミング療法を何回か続けてもなかなか妊娠に結びつかない場合は、
受精する確率を上げるために排卵誘発剤という注射を打つ事があります。
排卵障害の軽症の場合は、クロミッドなどの排卵誘発の薬が処方されます。
ちなみに、クロミッドは副作用が強い薬です・・・
タイミング療法でかかる費用
2,000円~20,000円。
もちろん、人それぞれ通う病院や治療方針によってタイミング療法でかかる費用は違います。
使用する薬が違えば、症状によっては同じ薬であっても量が変わってきます。
なので、あくまでも目安です。
タイミング療法で行う主な治療内容は、問診・超音波検査・血液検査・排卵チェックなど。
超音波検査は原則、月1回までは保険適用内らしく、それを超えると自費になります。
タイミング療法の治療の流れや費用などの詳細が掲載されているサイトをご紹介しますので、
是非、タイミング療法をお考えになっている方は参考にしてみて下さい。
不妊治療の中でも一番体への負担が少ない治療法
私が実際に不妊治療をしてきての感想です。
今まで治療は、タイミング療法を始め体外受精へとステップアップしてきました。
ハッキリ言って不妊治療の中ではタイミング療法が一番精神的に楽です。
一番体への負担が少ない治療法だと言い切れます。
もちろん、治療でかかる費用も一番安いです。
不妊治療はお金がかかるのは当たり前ですが、体外受精とは比べ物になりません。
タイミング療法は費用があまりかからないので、
金銭面で心配になったり悩んだりする事はそこまでないのかと・・・
でも、精神的に楽とは言っても楽なだけで辛いのはゼロではありません。
タイミング療法ならではの辛さももちろんあります。
初めての不妊治療でとまどいや不安がいっぱいで最初の方は精神的に辛い。
あと、医師に指示された通りに旦那と性交をしなければいけないので、
旦那へのプレッシャーと負担が大きいのかなと思います。
タイミングをとらない事には何も始まりませんしね・・・
旦那の仕事が忙しくて夫婦で一緒にいる時間が少ない。
プレッシャーに押し潰され性交できない。
などの状況が続くと、夫婦間も悪くなって治療に悪影響を及ぼします。
せっかくの妊娠率を上げる治療が完全に逆効果となってしまいます。
こういう状況になるのだけは避けたいところではありますが、
こればっかりはタイミング療法ならではの悩みであり難しいと感じました。
それぞれの治療で精神的に辛くない治療はありません。
が、不妊治療の中ではタイミング療法が一番体への負担も少なく費用も安いので、
自然妊娠でなかなか妊娠できない方へはお勧めの治療法です。
私が実際にタイミング療法の治療を受けていた時に投稿していたブログはこちら。
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