不妊治療の体外受精の成功率(胚移植の方法で確率が違う)
体外受精はステップアップの中で最終段階の治療法となります。
不妊治療の中で最も辛い治療です。
体外受精の経験者なら100%全員がそう答えると言っても過言ではありません。
大げさに聞こえるかもしれませんが、この辛さは経験者にしか分かりません。
口では言い表せる事のできない辛さが体外受精にはあります。
そんな辛い体外受精がどれくらいの成功率なのかをブログに書いてみました。
不妊治療の体外受精の成功率(胚移植の方法で確率が違う)
体外受精の成功率は約20~40%と言われています。
がしかし、その成功率は病院や年齢によって異なってきます。
病院で治療方針はバラバラですし、医師の技術も違います。
患者さんの年齢や子宮の状態、病気持ちか持ちでないかによっても妊娠率は変わってきます。
体外受精は胚移植といって受精卵を患者さんの体内へ戻す方法があります。
その胚移植一つにしても色んな方法があり、やり方は全部で4つあってそれぞれ妊娠確率が違います。
(受精後の培養日数によって分かれています)
- 受精から2~3日後の分割期胚移植
- 受精から5~6日後の胚盤胞移植
- 分割期胚移植と胚盤胞移植の2つ以上の受精卵での二段階移植
- 受精卵の培養液と胚盤胞のSEET移植(シート移植)
この4つの中で一番、二段階移植とSEET移植の妊娠確率が高いと言われています。
高い妊娠率で移植したとしてもあくまでも確率の世界。
体外受精だから妊娠しやすい。
他の治療法に比べたらそういう考えにはなりますが、
実際のところは体外受精であっても凄く厳しいと実感しました。
まぁ、私個人の意見なので他の方々はどう思うかは分かりませんが・・・
体外受精にステップアップしてすぐ妊娠した人ならそうは思わないのは確実です。
最終の治療法で妊娠できないとなると本当に辛いです。
この先どうすればいいのか、途方に暮れたくなります。
多額な費用をかけて、身体を傷めつけて、時間も費やして、
不妊治療中心の生活を続けてきました。
「こんな辛い思いをしているのに何で妊娠しないの?」
と、過去に何度も何度も悔し涙を流した事もあります。
私と同じような経験をした人はたくさんいると思います。
20〜40%の妊娠率が高いか低いかと聞かれたら・・・どうしても低いと思ってしまいます。
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