不妊治療・体外受精治療中のアルコールについて(男性・女性)
体外受精治療中のアルコールについて
以前、移植前後のアルコール摂取についてのブログを投稿しました。
このブログでは私の勝手な意見や思い込みの内容です。
真実はどうなのか・・・と、ちょっと気になっていました。
驚くことに、
偶然にも前回の診察時に先生から体外受精中のアルコールについてお話がありました。
自分から聞こうと思っていましたが、先生の方から話をして頂き助かりました。
先日、不妊治療専門のドクターばかりが集まる勉強会に先生が出席をした時の話。
外国の不妊治療の統計で体外受精とアルコールについて書いた論文があったそうなんです。
体外受精治療中の皆さんも参考にしてみて下さい。
男性の場合
お酒の量が多い方か少ない方かで、
精子の運動率が良いのはどちらかという統計結果を出したそうです。
男性は1日にアルコールを摂取してもよい量が決まっているらしく、
350mlの缶ビール1本だけだった気がします。(アルコールでいうと確か25%)
1.毎日お酒を大量に飲む人
2.たまにお酒を飲む人
この2択で統計を出した結果、大量に飲む人の方が精子の運動率が悪かったそうです。
女性の場合
女性の場合は、4択でどのパターンが一番キレイな胚盤胞ができたかを調べた。
1.全く飲まない
2.たまに飲む
3.毎日少量飲む
4.毎日大量に飲む
統計の結果、1の全く飲まない人が一番キレイな胚盤胞ができたそうです。
ストレスをためない為にお酒を少量飲むのは良い
↓クリニックの先生が言っていた言葉↓
お酒を飲むなとは言いません。
全くお酒を飲まない人が一番キレイな胚盤胞ができてはいるけど、
お酒を我慢してストレスをためてしまう方が良くない。
ストレスがたまると子宮への血流が悪くなり、悪影響を及ぼすことになる。
そういった事が起こるよりは、お酒を少量飲んでストレスをためない方が良い。
・・・との事です。
確かに、普段からお酒が好きで毎日飲む人にとっては禁酒はストレスがたまりそうですよね。
不妊治療中のストレスは良くない。
ただえさえ治療でストレスがたまるのに、
普段の生活でストレスをたまるような事をしていては良い部分が全くない。
ストレスがたまらない程度に、
お酒も飲みすぎない程度に適量なら何も問題ないと言われて安心しました。
詳しく説明してくれた先生に感謝。
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