不妊治療を1年9ヶ月やってみて感じたこと(タイミング療法・人工授精・体外受精)
自分が実際に不妊治療を始めて感じたこと
不妊治療を始めてから休憩するまでの1年9ヶ月を振り返りたいと思います。
2013年11月から始めた不妊治療。
不妊治療を始めたきっかけは、
結婚式後から子作りをスタートし2年近く頑張ったけど授からなかったからです。
その当時の状況を詳しく書いたブログがこちら。
正直、不妊治療がこんなにも辛い治療だとは思ってもいませんでした。
甘くみていました。
自分の周りで不妊治療に通っている人がいなくてテレビでたまに耳にするくらいの情報量。
不妊治療を始める前は治療内容などの詳細は全く分からず、
下記のような基礎的な知識しかありませんでした。
・男性から精子をとる、女性から卵子をとる
・顕微鏡で受精させる
・受精させた卵をお腹の中に戻す
知識がなさすぎる私にとっては未知の世界すぎて始めた当初は本当に辛かったです。
訂正します、「当初は」ではなくて「当初から最後まで」でした(笑)
不妊治療は本当に辛い治療
不妊治療って何？と聞かれたら、まず第一に”本当に辛い治療”だと答えます。
人工授精、体外受精など治療内容よりも先に不妊治療全体の意味を込めて言いたいです。
私の中で「辛い」という言葉には色んな意味が詰まっています。
治療の内容が辛い。
身体が辛い。
精神的に辛い。
金銭的に辛い。
ゴールが見えない辛さ。
実際に不妊治療をやった事のある人にしか分からない辛さがたくさんあります。
上記以外にも細かく言ってもいいなら辛い事なんて山ほど出てきます。
辛いは辛いでも限度を超えている辛さだと思います。
でも、この辛い治療に耐えなければ妊娠へは近づけれないんです。
でも、100％妊娠できるという確実な治療法ではないんです。
これがまた辛いという状況でもあるんですよね・・・
タイミング療法・人工授精・体外受精、どれも辛い治療ではありますが、
やはり体外受精が精神的に一番辛かったです。
体外受精が最も辛い治療だと書いた時のブログがこちら。
こんなにも辛い不妊治療を何十年も続けているご夫婦は本当に凄いと思います。
夫婦の協力と助け合いがなければ不妊治療は続けれない
私は今回1年と9ヶ月続けてきましたが、
それだけでも十分辛いのに何十年も続けるって相当しんどいと思います。
何十年も続けれるご夫婦は、
赤ちゃんを絶対に諦めない気持ちが辛さより上回っているんだろうな。
不妊治療を続けるには絶対に夫婦の協力と助け合いがなければいけません。
片方だけに原因があって片方しか治療を行ってなかったとしても！
相手だけの責任にせず、相手の気持ちを分かってあげて支え合っていくことが大切。
些細なことでも気にかけてあげる心遣いが必要。
辛い治療期間中、何かちょっとした事でも気にかけてあげると相手は凄く嬉しいです。
治療も頑張ろうって思えます。
相手を思いやることによって自分の為だけじゃなくお互いの為にもなります。
感謝し合えたり、夫婦仲が良い状態を保てます。
やはり夫婦関係が悪いと不妊治療もやっている意味がないなど、
治療を続けるという意味でかなり厄介な展開になるケースが多いかなと・・・
あと、夫婦で話し合いをする機会を増やすことも大切です。
不妊治療を続けていると何かと大きな問題にぶつかります。
ぶつかった時は夫婦で話し合い解決方法をみつけるしか方法はないんです。
話し合いもせず勝手に決めることは良くないと思います。
どんな些細な問題であっても自分だけの問題ではなく夫婦の問題になるんです。
治療方針などステップアップをしていけば、どんどん決断する機会が増えます。
後悔だけは絶対にしたくないですよね。
話し合って決断すれば、2人で決めた事だからと後悔しないはずです。
後悔しない為にも治療方針など決断を迫られた時は話し合いをお勧めします。
不妊治療を続けた1年9ヶ月は決して無駄ではない
1年9ヶ月、妊娠の為に多額の費用を費やしてきました。
高いお金をかけて治療をして1度も着床しなかったり、
良い結果が出なかった事には本当に悔しい思いしかありません。
でも、この1年9ヶ月は決して無駄ではありません。
というか、絶対に無駄にはしたくありません！
不妊治療中に得た知識など今後の妊活で生かせる部分はたくさんあります。
いったら、不妊治療をしていなくても妊娠しやすくする為の体づくりは変わりません。
身体を冷やさず温めるとか・・・
現在、休憩中なのであまり深く考えないようにはしますが・・・(笑)
この先どうなるかは分かりませんが、
不妊治療で得たモノを生かしながら生活を送っていきたいと思います。
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