滋賀県大津市で不妊治療で人気の産婦人科「桂川レディースクリニック」
不妊治療を決断するも、いざ病院へ行くとなると気がひける。
でも、そんな事言ってられない。
赤ちゃんが欲しいという気持ちの方が強い。
ネットで「大津市 不妊治療」と検索し、信頼できそうな病院探し。
トップページに滋賀県大津市で人気の産婦人科「桂川レディースクリニック」がヒット。
2013年10月28日
不安な気持ちを抱えながら「桂川レディースクリニック」へ行き、初診。
さすが人気の産婦人科ということもあって、待合室は患者さんだらけ。
予約をせずに行った為、受付を済ませてから診察まで3時間。
行かれる方は予約してから行く事をお勧めします。
名前が呼ばれ、診察室へ。
感じの良さそうな男の先生で一安心。
最初に書いた問診表を見ながら先生との会話がスタート。
今までの詳しい状況説明をした後、今後の不妊治療について説明を受ける。
次に子宮の状態を見る為に内診室へ移動。
産婦人科の診察の中で一番イヤ。
今まで何十回も内診してきたけど、これだけは慣れない。
いや、慣れる人なんてこの世にいるのだろうか・・・
私は卵巣が片方(右)しかない。
子宮内膜症の手術では両方残したのに、機能しなくなると消滅する場合があるらしい。
今回の内診では、左の卵巣は小さすぎて(数ミリ単位)映らないのかもしれないと言われた。
機械を入れ、モニターで説明を受ける。
はやり卵巣は右しか映らなかった。
そして、次に衝撃的な言葉が医師の口から飛び出した。
「卵巣も少し腫れてるし、子宮も腫れぼったくなっている。子宮内膜症やね。」
再発・・・
しかも、今回は卵巣にも子宮にも癒着していた。
内診後、子宮内膜症と不妊の関係性、不妊治療について詳しい説明を受けた。
「若いから大丈夫という考えを捨てて下さい。
29歳の卵子ではなく、40代の卵子の可能性もあります。
積極的に不妊治療していきましょう。」と先生から告げられた。
何千人、何万人の患者さんを診ている先生は色んな事に慣れてる。
私からしたら最低最悪な事態でかなりショックな事でもサラッと言う。
曖昧な決断を出されるよりはよっぽどいいけど・・・
今後の不妊治療の方針。
・体の中にあとどれだけ卵子が残っているかが分かる血液検査
血液検査は保険がきかない為、値段は7000円くらい。
・排卵誘発剤
排卵誘発剤とは、卵子が卵巣から排出（排卵）されるのを促進する薬のこと。
この検査結果を見て、更に治療方針を考えて決めていくとのこと。
診察の最後に血液検査をした。
高プロラクチン血症で影響が出ているホルモンの数値が正常であるか調べるため。
次回は、生理が始まって1～3日目までに桂川レディースクリニックに行く。
以上で初診が全て終了。
会計は13030円。(保険がきかない検査あり)
気付いたら駐車場で一点を呆然と見つめていた。
子宮内膜症再発という実感が全くわかない。
この事実を受け止め今までを思い返すと、
悔やんでも悔やみきれない事がたくさん浮かんできた。
なぜ、子宮内膜症が以前の病院では分からなかったのか・・・
「あなたの体には何も問題はありません」の言葉を信じ、
頑張って子作りに励んでいたのに・・・
子宮内膜症なのに簡単に子供なんて出来るはずがない・・・
今までの時間を返せー！
半泣き、ヤケクソになりながら私の帰りを待つ旦那の元(家)へ車を走らせた。
窓から私の表情を見て異変を察知した旦那は微妙な反応をみせた。
診断結果を説明すると同時に涙がこぼれ落ちた。
泣きながら話す私の説明を聞いた上で旦那が言った言葉。
「絶対子供ができんって言われた訳じゃないんやろ？
いつかできるし大丈夫。最悪できんかったら犬でも飼おう。
自由な時間もある事やし好きなことやろ。」
この優しい優しい言葉に凄く助けられました。
私の体を一番に考え、理解してくれた旦那に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう。
子供ができにくい体と知り、生涯を共に過ごしてくれる男性はどれくらいいるのでしょうか。
私は、その一人の男性に巡り会えて本当に幸せです。
悔しいや悲しい、いろんな感情はあるにしても今更後悔しても遅い。
大事なのはこれから・・・
この記事へのコメントはありません。