子宮内膜症の30代のブログ。体外受精にかける不妊治療ブログ。

不妊症なのは誰のせいでもない

 

昔、私のお母さんは子宮摘出手術を受けている。

ちょうど私が高校生だったかな。

家に帰宅するとお腹をおさえて必死で痛みに絶えてうずくまっているお母さんの姿が・・・

「大丈夫?」と声をかけても「う゛-」とうなるだけ。

「救急車を呼ぶ」と言っても「お父さんの帰りを待つ」と言い張るお母さん。

頑なに救急車を断ったのも、

お母さんにとって大切な存在であるお父さんの安心感がほしかったのかなって思う。

お父さんに電話をして状況を説明し、早く帰ってくるよう言った。

待ってる時間、いっこうに痛みが和らぐ気配もなくずっと辛そう。

ようやくお父さんが帰宅し、すぐに病院へ。

ここからはあまり記憶にないけど、数日後に子宮摘出手術が行われた。

痛みの原因は、卵巣子宮?が破裂してしまったこと。

後からあの痛みのことを聞いたけど、陣痛以上に痛かったらしい。

死ぬかと思ったって・・・

私も傍で見てて死ぬんじゃないかって思った(汗)

このように産婦人科系での病気があったお母さんは

私が不妊症になってしまった原因は自分にあると思い込んでいる。

「私のせい」だと口に出しては言わないけど、態度を見ていれば分かる。

地元の産婦人科に通っていた時は一緒に行ってたし、

地元を離れた今は病院どうだった?とメールを送ってくる。

更に、どういう産婦人科にかかっているか知りたくてわざわざお父さんと滋賀まで来た。

もともと心配性ではあるけど、この病気のことに関しては凄く心配する。

心配してくれる事は凄く有り難いけど複雑な気持ちでもある。

いつも思う。

不妊症になったのは誰のせいでもない!と・・・

もし、この病気が遺伝であったとしても私はお母さんを絶対に責めない。

むしろ自分を責める。

大学生で子宮内膜症が発見され、

「今、お相手がいるなら結婚して子供を早く作って下さい」

と言われた時はさすがにショックやったけど、お母さんを憎んだりはしてない。

お母さんを憎んだところで何も解決しないしね。

なってしまったものは仕方ないと自分に言い聞かせる毎日が続いた。

心配してるお母さんを楽にしてあげたい。

お母さんも年をとり、数多くの病気と闘ってる。

自分のことは後回しにしがちなお母さんが凄く心配。

不妊治療を受けて辛い思いをしている姿を見せるのではなく、

前向きに不妊治療に専念している姿を見せて安心させてあげよう!

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